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抜け毛にもブラッシング


まだ寒い日が続いてますが、予報によれば明日からは春の到来を感じられる暖かい日が続くのだとか。
夏毛と冬毛の入れ替わる、いわゆる換毛期を持つワンコたちはすでに春に向けて厚い冬のコートを脱ぎ始めています。
ウェルシュコーギー(コーギーの場合は一年中抜けてる子も多いようですが…)柴犬、ラブラドール、ポメラニアンなどは、特にたいへんなことになってるようです。

この抜け毛、放置しておくと家中毛だらけになるわ、抱っこしたら洋服が毛だらけになるわで、厄介なことこの上ないのですが、それだけではなく衛生上の観点からもよろしくありません。
毛ダマと同様、皮膚への風通しが悪くなる上に汚れも溜まりやすくなるので、これから気温が高くなってくると、ノミやダニの温床となったり、皮膚病の原因になってしまうことがあります。
また、自宅でシャンプーする場合も、毛ダマ同様抜け毛も除去しておいた方が、シャンプー時の汚れ落としが効率が良いですし、ドライヤーで乾かすときもいくらか楽になります。

必要なのは日頃のブラッシング!
毛が抜け始めたなと思ったら、できるだけ毎日やってあげましょう。
特にこれから、気温湿度とも上がってきますので、ワンコたちを清潔に保つためのブラッシング、ぜひぜひ日課にしてあげてくださいね。

適切な道具(ブラシやクシなど)やり方などについて、わからないことがありましたら、お気軽にお問い合わせください!

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| トリミングのこと | 19:56 | comments(0) | - |
姫野カオルコ「昭和の犬」


先日直木賞を受賞した、姫野カオルコさんの「昭和の犬」を読みました。
この作品は私小説ということでカテゴライズされているので、主人公の柏木イクという女性は、姫野カオルコさん自身が投影されているのでしょう。

姫野カオルコさんは雑種犬が好きなようです。
平成の世になってから現れたミックス犬ではなく、この本のタイトルのように、いかにも昭和らしい雑種が。
彼ら彼女らは「ワンコ」でも「ワンちゃん」でもなく、「犬」なのです。
昭和四十年代頃には東京でもまだ見られた、リードも鎖も繋がれず、一人でふらふらと歩き回って、目が合うと「なにか?」って顔をしていた犬たち。

育った家庭環境のせいか、生きるのに少々不器用な柏木イクにさまざまな犬や猫が寄り添います。
物語の終盤、公園でシベリアンハスキーのジローにイクが押し倒される場面、耳の遠いおじいさんが散歩させている雑種のマロンにイクが心を寄せる場面、姫野カオルコさんは犬好きの心をつかみます。

そうそう、おじいさんが雑種の犬を散歩させてる光景って、とても良いですよね。

特にドラマチックな展開があるわけでなく、ハラハラするような事件が起こるわけでなく、ただただ不器用な人間たちと犬たちによる淡々とした物語。
この作品に妙に共感してしまうのは、著者と世代的に近いからでしょうか。

直木賞ってなんだか不思議です。
こういう作品にも光を当ててくれるのですね。


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| 読書のこと | 22:52 | comments(0) | - |
日蓮宗「本行寺」(月見寺)


日暮里駅前の御殿坂を登りきった右側にあるのが日蓮宗のお寺、本行寺です。
日暮里駅を起点に寺町谷中をめぐる際、最初に目につくお寺です。別名を「月見寺」
このお寺の東側は、いまでこそJRの複数の線路と高層ビルくらいしか望めませんが、江戸の頃には眼下に青田が広がり、その向こうには江戸前の海が見え、北東を見やれば筑波山まで眺望できたのだとか。
江戸の庶民にとって、名月を楽しむための絶好の観光スポットであったようです。

境内には山頭火の句碑があります。

「ほっと月がある東京に来てゐる」

また、この寺をしばしば訪れた小林一茶はこんな句を残しています。

「青い田の露を肴やひとり酒」

「ひとり酒」というところが、とても良いじゃないですか!(笑)


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| 日暮里谷根千界隈のこと | 21:43 | comments(0) | - |
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