LIVEDOG BLOG

諏方神社例大祭

 

 先週末は諏方神社のお祭りでした。今年は三年に一度の本祭り。お諏方さんの本祭りは雨にたたられると地元では言われてますが、今年はまぁまぁの天気で本社神輿渡御の日曜日も降雨もなく、また大きなトラブルも無く、良いお祭りだったようです。

 

 私は、和気あいあいと担げる土曜日の町会御輿のみ参加してきました。本当に和気あいあいという言葉がピッタリくるおだやかで楽しいお神輿です。

 谷中銀座では例年のように、お隣の初四町会と合同で担いで、突き当たりのよみせ通りで別れました。夕やけだんだん下で両町会がお神輿をあげるときに初四の方が挨拶で「兄弟町会」と言って大いに受けてましたが、毎年谷中銀座での合同渡御を重ねて、本当にそういう良い雰囲気の関係が築けているなと。すばらしいことです。

 

 子供の頃から、お諏方さんのお祭りが終わると、夏休みが終わり、イコール夏が終わりという感覚が染みついており、祭りが終わった寂しさと重なり、なんとなくブルーな気分になる8月の最終週です。

 

 お諏方さんのお祭りが終わり、日暮里谷中には秋が訪れるのです。

| 日暮里谷根千界隈のこと | 17:29 | comments(0) | - |
今週末はお祭り

 

 今週末は日暮里谷中地区の氏神様であるお諏方さまのお祭りです。
(長野の諏訪大社をはじめとした、日本各地に点在する諏訪神社と同じく建御名方命を祭神としますが、なぜか日暮里諏方神社は「諏方」と表記します)
とくに今年は三年に一度の本祭りで、27日(日曜)には神社神輿の渡御が行われます。当店のある西日暮里三丁目地区はそのクライマックスにあたり、19時半頃に日暮里駅西口御殿坂上の本行寺前でお神輿が上がります。
その後、経王寺前でそれまで四点棒で担がれていた大神輿を二点棒に変え、狭い参道に入って宮入りとなります。このあたりはかなりの迫力ですので、ぜひともお見逃しなく。

 26日(土曜)は神社神輿の渡御はありませんが、日暮里谷中から上野桜木や池之端まで、各地区のそれぞれの町会御輿や子供御輿、山車などが出ますので、どこかしらでそれらに出会えるはず。
そして、もちろん神社境内や参道には露店がたくさん立ち並びます。
下町らしい夏祭りを愉しみに、今週末はぜひ日暮里にいらしてください!

| 日暮里谷根千界隈のこと | 14:02 | comments(0) | - |
清水潔 「殺人犯はそこにいる」

 

 去年のこと、東北地方の某書店で「文庫X」と銘打たれ、著者や書名がわからないようにカバーをかけられた覆面本が売り出され、全国的な話題となり、実際にかなり売れるという現象がありました。
その本の正体がこれです。
これを読んだ書店主の方が、一人でも多くの人に読んでもらいたいと思い、先入観を持たれないように覆面をかけ、その代わりそのカバーに、読んでもらいたいという自分の思いをびっしりと書き込んだのだそうです。

 

 「一人でも多くの人に読んでもらいたい」
確かにそうでした。
こんなことが現代の日本で実際に起こっていたのかと慄然とせざるを得ません。
こんな許されざる事態がこの国の司法で行われていたということを、一人でも多くの人に知ってもらうべきだ。この本を読んだ人なら、必ずやそう思うことでしょう。

 

 ノンフィクションとして取り上げられるのは、幼女ばかりが狙われた連続殺人事件であり、またその犯人に仕立て上げられ無実の罪を被るところだった一人の男性の半生です。

冤罪事件の罪深いところは、
・無実の罪で囚われた者の人生を破壊する
・その家族の生活を破壊する
・(それが殺人事件等であれば)被害者及びその遺族の無念が結果的に晴らされない  
そして、
・真の殺人犯が、野放しになる

 

 ニュース等で「被害女性の衣類に付着していた体液と容疑者の頭髪から検出されたDNAが一致した」などと聞いたら、我々はもう無条件に「あぁ、こいつが犯人なんだな」と思い込んでしまいます。
でもその鑑定が、検察側のある意図によって恣意的にコントロールされていたとしたら…

数年前に、いわゆる足利事件で冤罪が確定して無罪釈放された菅谷さんの件がそれでした。
組織を守るためなら、その中の自分たちの地位を守るためなら、警察や検察というお役所は、上記の罪深さなど一顧だにしないようです。
こんなことでは、我々だって、いつ変態ロリコン幼女殺害犯に仕立て上げられるかわかりません。
逆に、我々の子供が、孫が、いつ殺人犯の毒牙にかかってしまうかもしれない。
なにしろ、彼らが野放しにした殺人犯が、善良な市民のような顔をしてすぐそばにいるのかもしれないのだから。

| 読書のこと | 21:14 | comments(0) | - |
マーロウです!

 

 一年以上ブログをサボっていた間に、当店に新しい家族が仲間入りしておりました。 群馬のブリーダーさんからお譲りいただいたビーグル(♂)です。

 

 アメリカの古典的なハードボイルドミステリ作家レイモンド・チャンドラーの小説に出てくる名(迷?)探偵フィリップ・マーロウの名前をそのままもらって「マーロウ」と名づけました。「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格が無い」の名セリフで有名なあのフィリップ・マーロウです。

その名のとおり、タフでクールでちょっとやくざな犬に育ってほしかったのですが、現実はそう甘くはありません(笑)

 散歩に行けば、他の犬はもちろん猫やカラスさえも遊び相手に見えるらしいし、道に落ちてるものは木の枝でさえごちそうに見えるらしいし、昨日教えたことは今日には忘れてるし…。そしてなにより、声がでかい。クールというには程遠い日々を楽しげに過ごしております。

 

 朝晩と谷中界隈を散歩してますし、日中は当店におりますので、見かけたら声をかけてやってください。遊んでもらえると思って、きっと喜ぶことかと思います。

 ちなみにビーグルという犬種は、性格が温順、朗らかでユーモラスと犬種図鑑に書いてありました。名前のつけ方を間違えたかもしれません… 

 

| わんこのこと | 21:04 | comments(0) | - |
CALENDAR
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
ライブドッグのホームページ
PROFILE
profilephoto
PROFILE