上野の国立博物館で開催中の運慶展を観てきました。新聞や雑誌で盛んに紹介されているこの展覧会、開催から二日目、平日水曜日の昼過ぎに行ったのですが、入場待ちの列も無く、場内はやや混雑してはいるものの、余裕を持って観ることができました。
素晴らしかったです。ほとんどの仏像が、ガラスケース越しでは無く、じかに、それもすぐ側まで寄って鑑賞できるのです。
国立の特別展は見せ方がとても巧いですね。薄暗い室内に、下方からLEDで照らされた仏像たちは、あるものは躍動感や力強さにあふれ、あるものは慈悲深い表情を浮かべ、観るものの心にさまざまな感情を引き起こします。どれを観てもドキドキしてしまいますが、特に私は、四天王立像の多聞天に恋に落ちてしまいました(笑)
彼の前を何度行ったり来たり、ぐるぐる回ったりしたことか…
特別展に来るたびに買うか買うまいか迷ってしまう図録。高価だし、分厚くて家の本棚の場所を食うもので。
しかし、今回はあまり迷わずにレジに持って行ってしまいました。写真がどれも素晴らしかったから。
これからしばらくは、これを広げながら美味しいお酒が呑めそうですな(笑)
会期は11月下旬まで。もう一度くらい、多聞天に会いに行ってしまいそうです♡
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